分娩台の上にお腹丸出しで寝かされた私。
先生の「開始します」という言葉とともに、羊水検査が始まりました。

私の目線から見るとこのような感じでした。
羊水検査と言っても、当日行ったのは羊水を採取する作業です。
まず丸出しのお腹をエコーで見ます。
胎児がどこにいるかを確認されておりました。
私のお腹の中のベビちゃんは元気にビクンビクンと動いておりました。
子宮の中に針を刺すということで、この手術で最も恐れることが胎児に針が接触することのようでした。
先生は私のお腹をエコーでずっとグルグル見ながら、針を刺すタイミングと位置をうかがいます。
先生は針を持ち、その針に長--いチューブでつながった先は看護師さんの持つバカでかい注射器。

こんなでかい注射器見たことない・・・
そして麻酔はしないのね・・・
まあ普通の注射も我慢できるし大丈夫か・・・
といろいろと考えていた矢先、

「刺します!!」
ブスン!ブスン!

いっで------っ!!!!!!!!!
痛い!!
誰だネット上にあんまり痛くないって書いたヤツは!?!?
お腹の一刺しと子宮への一刺しでブスンブスンと2回痛みがあったように感じました。
エコーで子宮内の様子を見ながら針を刺しっぱなしにして、看護師さんにゆーっくりと羊水を採取してもらいます。
おお・・・ごめんよ・・・親の都合で羊水を少なくしてしまって・・・と少しベビちゃんに申し訳ない気持ちになりました。
しかし・・・羊水採取、めちゃ時間がかかるんです・・・。
そして針を刺しっぱなしにしてるから微妙にお腹も痛いんです・・・。
そして大変なことが!!!!!!

胎児が針にフヨフヨと寄って来ている!!!!!!!!
なぜ!!!!!!!
いつも冷静な先生が少し焦ったような表情をされていたのが印象的でした。
そして、針を胎児から遠ざけるために、針の位置を刺したままグイ―っとずらします。

痛すぎて感傷に浸っていた涙もふっ飛びました。
胎児がこれ以上動き回ったらいけないので、私はバタバタ暴れたくても微動だにできません。
「我が子よ・・・頑張れ・・・気になるかもしれんが空気を読んでくれ・・・」
痛みをこらえて祈ることしかできず、ただ羊水が早く採取されるのを待ちます。

「量は?・・・うーん、まあ大丈夫でしょう。もういいにしよう。」
その言葉にちょっと不安になりながらも、針を抜いてもらって羊水採取が終わりました。
針を抜いた後は、何かあったらいけないので30分ほど分娩台の上に横になったままで母体の様子を見ます。

ひとまず終わった・・・。
またこの時の分娩室に、オルゴールver.のひまわりの約束が流れてて泣けました。
妊婦は涙もろくなるようです。
30分経っても異常なしだったので、車いすに乗って病室まで帰りました。
またこの時も、大好きポインティさんが車いすを押してくれました。

「大変だったね~、しっかりと休んでね。何かあったらすぐに呼んでね。」

私の心の支え・・・神・・・
病室に戻った後は、なんかお腹空いた・・・となり、お菓子をバリバリ食べました。(元気やないかーい)
そして、羊水検査をして初めて分かった衝撃だったこと!!
羊水の色、、、
黄色でした!!(ジャーン!!)
(勝手に透明かと思っていた)