検査結果陽性の電話から二日後、ちよさんと一緒にクアトロ検査の結果について産婦人科へお話を聞きに行きました。
ドキドキしながら待合室で待っていると、ちよさんも落ち着かないのか多弁!!
しかもクソデカボイス!!!!

「ちよさん、うるさい」

「!!! もう絶対ついて来てやらんぞ!」
と夫婦漫才を繰り広げながら待っていると呼ばれて・・・
検査結果の用紙をもらいました。

個人情報のところにはモザイクをかけております。
モザイクの下のところが私の結果が書かれています。

これが裏面の検査結果の説明です。
初めて見る結果用紙に何が何やら分かりませんでしたが、
・Screen Positiveというのが陽性という意味
そしてこの陽性という意味にからくりがあった!!!!!
女性全体の基準値よりも、私の年齢や条件を加味した、障害を持った子が生まれてくる可能性が少しでも高かったら陽性という判定で結果が返ってくるそうです。
ということで、、、必ずしもベビーは障害を持っているとは限らないということ・・・
私の結果は、ダウン症候群のベビーを産む確率が平均的に1/295に比べて、約1/50である
→女性全体の平均的な確率が1/295であるが、それと比べて私がダウン症の子を産む確率が6倍高い
→また、ダウン症の子を産む確率は年を重ねるごとに上がるが、私と同じ28歳の女性は1/861の確立である。それと比べたら一目瞭然でめちゃくちゃ高確率である。
ということであることが分かりました。
下のピンクと青の山の図は、
太い線が基準値
細い線が私の数値ということだそうです。
ということでこの図を見ると、
開放性二分脊椎のベビーを産む可能性は基準値よりだいぶ低く、
ダウン症候群のベビーを産む可能性が基準値よりだいぶ高いということが分かります。
この結果は私の血液から出した結果なので、お腹のベビーが障害を持っている持っていないの話ではなく、私が妊娠をしたら、ダウン症候群のベビーができる可能性が平均より高いという話であるそうです。
・・・・へぇー---------!!!!!!!
私とちよさんは目からウロコでした。
クアトロ検査について詳しく知らなかった・・・。
その解釈はまた難しく、平均値1/295という数値も、女性295人中1人がダウン症の子を産むという確率でもない。
はたまた、一人の女性が295人産んだら(無理だけど)1人の子がダウン症だという確率でもない。
全て確率の問題で、ちよさんも私もポカーン( ゚д゚)

「・・・ということは・・・って解釈で合ってます?」
とちよさんが提示した解釈も、先生は、

「違います」

「・・・ということは・・・って解釈で合ってます?」

「それも違います」

ちーん

「一番近い解釈が、他の人より6倍高いということです。ところで羊水検査ですが、検査を受けてから2週間ほどで結果が出ます。その結果によって諦めるのならば、中絶手術は21週6日までそれ以降は堕胎できないという決まりがあります。それを加味すると、羊水検査もできるだけ早く受けなければなりません。羊水検査は一日入院していただくことになります。また、羊水検査の結果が返ってくるのが年末年始が絡みそうです。できるだけ早い方がいいと思います。いつがご希望ですか?」

「入院!(ネットで調べたら日帰りでできるって書いてあったのに・・・)」
今日は木曜日・・・そして1泊2日の手術となれば仕事を急遽二日休まなければならない・・・そしたら明日は絶対出勤して上司に休む旨を報告せねばならない・・・そして・・・そして・・・日曜日~月曜日でちよさんと年に一度の贅沢シェラトンホテルを予約している・・・もしかしたらこれが二人で行ける最後のゆっくりした旅行かもしれないのに・・・しかも奮発して月曜日の14時にチェックアウトにしたのに・・・

「えっと・・・げ、月曜日の遅い時間からが一番希望です・・・」

「シェラトンはどうでもいい!月曜日の早い時間にしろ!」
そ、そうですね。ちよさんの方がまともな感覚をしておりました。
というわけで、ちよさんと私の2021年の年末はシェラトンで豪遊からの羊水検査直行コースとなりました。
ということで、記事が前後しますが、今回の記事からの↑の記事からの、羊水検査ということです!
(時差投稿すみません)
シェラトングランドホテル広島では少し現実を忘れさせてもらいました。
が、次はベビちゃんを連れて来れるのか、はたまた二人でのシェラトンとなるのかな・・・となかなか複雑な気分でした。私のお腹も少し膨らんでいますが、それを写真に撮るのもなんだか気が引ける・・・。
ということで、ちよごんふーふの2021年は予想だにしてなかった年末となりました!